【blue】

今度はサトシの表情が曇った。

「どしたの?」

あたしが言うとサトシは軽く溜め息をついてから

「synchronize来ないよ…」

と言った。

「えっ?何で。他の仕事とか?」

サトシは首を振った。

「なんかあったの?」

サトシは軽く頷いた。

あたしが続きを聞こうとしたら客が来た。

「また後で…」

サトシがあたしに合図したので、あたしはソファに戻った。