「クラスと名前は?」
綺良くんが向かいのソファにどかっと座ると、身を乗り出しながら男の子にたずねる。
「1年A組、向坂紡です……」
「よし、向坂。ゲームを取り上げられたときの状況を詳しく話してくれ」
向坂くんは、ぎこちなくうなずくと、ぽつりぽつりと話し始めた。
「取り上げられたのは、今日の昼休みです。体育館裏で友達とゲームをしていたら、生徒会長が現れて……」
「それで、いきなり取り上げられたのか?」
「はい。僕だけがモタモタしてしまって……。ほかのみんなは、すぐに隠せたから無事だったんですけど」
「なるほど。それは災難だったな」
「ありがとう、ございます……」
綺良くんに優しくなぐさめられ、向坂くんが涙声でお礼を言ったそのとき。
綺良くんが向かいのソファにどかっと座ると、身を乗り出しながら男の子にたずねる。
「1年A組、向坂紡です……」
「よし、向坂。ゲームを取り上げられたときの状況を詳しく話してくれ」
向坂くんは、ぎこちなくうなずくと、ぽつりぽつりと話し始めた。
「取り上げられたのは、今日の昼休みです。体育館裏で友達とゲームをしていたら、生徒会長が現れて……」
「それで、いきなり取り上げられたのか?」
「はい。僕だけがモタモタしてしまって……。ほかのみんなは、すぐに隠せたから無事だったんですけど」
「なるほど。それは災難だったな」
「ありがとう、ございます……」
綺良くんに優しくなぐさめられ、向坂くんが涙声でお礼を言ったそのとき。



