海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みも必ず解決してみせますっ!~

「まずはそこに座ってくれ」

 綺良くんが、さっきまでぼくが座っていた白いソファを指さした。

 男の子は緊張した面持ちで、おそるおそる浅く腰かけた。

 あのー、迷える子羊ちゃん第1号はぼくなんですけど?

 なんなら、まだ悩みすら聞いてもらってないんですけど?

 そんなぼくの不満をよそに、部室の空気は、後から来た男の子の話を聞く流れにすっかり変わっていた。