海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みも必ず解決してみせますっ!~

「はいっ、次はここにクラスと名前を書いてね!」

 春日井くんの細い指先が、プリントの空欄をトントンと叩く。

「えっ、これ何……?」

「いいから、いいから! 悩みを解決して欲しいなら、まずはこの紙に記入するのが、ここのルールなんだ」

 遊佐くんがニッと笑って、ぼくの手にボールペンを握らせる。

「ほらほら、急いで! 早くしないと、ひーくんの機嫌が悪くなっちゃうよ~!」

 春日井くんが困ったように笑って、部屋の奥をチラリと見た。

 つられるようにそっちを見ると、綺良くんと目が合った。腕を組んだまま、氷のような視線をこっちに寄こしている。

 ……うわっ、にらんでる。急がなきゃ!

 ぼくは半ばパニックになりながら、プリントの空欄に自分のクラスと名前を記入した。

 次は、この下に相談内容を書けばいいのかな? ――と思った、まさにそのとき。