海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みも必ず解決してみせますっ!~

「はーい、かーくん。顔近すぎだよ~」

 ぼくがドン引きしていることに気づいたのか。春日井くんが金髪くんの腕をつかんで、ぐいっと後ろに引っぱってくれた。

 ふーっ、助かった……。

 あのままだったら、今頃ぼくはそり返りすぎて、床に頭を激突させてたよ。

 ていうか――、

「か、かーくんって?」

「あっ、それはオレのことね!」

 金髪くんが自分の鼻先を指さして、屈託のない笑顔を見せる。

「オレ、2年C組の遊佐(ゆさ)(かおる)ですっ。よろしく!」

「2年B組、葉山望です……」

「葉山望? その名前、はじめて聞くかも。ってか、B組にそんな子いたっけ?」