私が克哉を見ると少し悔しそうな顔をしている。 私だって悔しいよ…。 でも、たかが高校生の私たちが決められるわけがない。 「………わかった。」 ………… 「なら、早くまとめなさい。私はここで待ってるから。」 克哉のお母さんは見た目通りてきぱきした人…。 克哉は私たちの部屋に行き荷物をまとめた。 まとめている間、私はベットの上で克哉を見ていた。