「待てよ!俺は…」 克哉が叫んだ。 でもその叫びは克哉の母親が止めた。 「いい加減にしなさい!もう愛子ちゃん達に迷惑かけるんじゃないの!」 ※愛子=友衣のママ そ、そんなぁ……… 私は克哉が出ていくことが凄く辛い… 寂しいよ…やっと…ちゃんと付き合えるようになったのに… 克哉の母親がそのまま話を続けた。 「今まで長い間お世話になったんだから! 早く荷物まとめて家に帰るわよ!」