私はそのまま走った。
克哉のもとへ。



「克哉!」



私は人気のない廊下を走っていた克哉にジャ~ンプ!と抱きついた。
………我ながら恥ずかしい
(*≧△≦*)



「ゆ、友衣?!」



私のいままでならありえない行動に克哉は動揺していた。でも私はそのまま



「返事したよ。なんてしたと思う??
引っ付いたと思う??振ったと思う??」



私はめちゃくちゃに聞いた。克哉はそんな私を見てクスッと笑った。



「こんなことしてるのにわかんないと思う??
俺は鈍感じゃないんだよ。」