「………佳奈美!お願い!協力して下さい!」



私は佳奈美に土下座した。



「ど、どうしたの!?」



「実は…――――」



私は洗いざらい話した。
脅されて仕方なく付き合ってること。



「なるほど………確かにあんたが奴を簡単に好きになるとは思えないわ………。」



「でしょ!?だから奴の携帯から写真を消去するのに協力して欲しいの!」