透明な雫の欠片を飲み込んだ

と、間から一枚の写真がはらり、と落ちた。

「なにこれえ。」

娘が小さな手で拾い上げた写真に写っていたのは、

私だった。

「あ、」

日焼けしていて、髪の毛もメイクも何もしていない、

制服姿の私が夕陽に照らされて

全力で笑っている写真。

幸せそうな、私の写真。

その写真を見た瞬間、懐かしさと切なさが一気に押し寄せた。