夕焼け烏に茜色

「いや待って。こう言うのにもちゃんと理由がある。非常に癪だが、どうせ君ら自分たちのクラス分けしか確認してないでしょ?」
勝ち誇った笑顔に、嫌な予感がした。
「ま、まさか…。」
青ざめたわたしときょとんとした美晴の様子に、天馬はますます笑みを深めた。
「美晴と俺は、同じクラスだったよ。一年間よろしく!」
世界一爽やかで腹立たしい笑顔に私は崩れ落ち、美晴は顔を明るくした。いくら気持ち悪いとはいえ(わたし視点)、長年一緒にいる幼なじみなのだから、やっぱり嬉しいものなのだろう。よかったね、よかったけど、
「やっぱ悔しい~~~~~~~~!!!私の方が絶対仲良いのに!」
「美晴、これからずっと一緒だね!移動教室一緒に行ったり、お弁当とかも一緒に食べよう。楽しみだね。」
いやそれ私が美晴としたかったやつ!!呪呪呪呪呪!!!
一番ショックなのは美晴が満更でもなさそうなところだ。なんだかんだ美晴の天馬に対する好感度はバカ高い。お互い家族のように思っているんだろう。