「いいえ、待たない。リュオン。私と結婚してちょうだい」
私は照れも迷いもせずに言った。
「――――っ!?」
リュオンの顔が真っ赤に染まる。
彼の周囲を取り巻いていた無数の赤い粒子が弾け飛ぶように消えた。
彼の左目の《魔力環》が金色に戻る。
ただし右目の《魔力環》は赤いままだ。
「私は本気よ。イノーラの前では恥ずかしさのあまり誤魔化してしまったけれど、もう自分の感情に嘘はつかない。あなたの言う通り、あなたが好きだから、あなた以外と結婚するなんて考えられないの。生涯の伴侶になって欲しいと望むのはあなただけ」
私はリュオンと一緒に生きていきたい。私のためだと言うのならば、死ぬのではなく生きて欲しい。私は魂を込めて訴えた。
「私には大した資産も家もないけれど、あなたを幸せにするために最大限の努力をすると誓うわ。あなたの笑顔をこれからもずっと、誰よりも近くで見ていたい。だから私と結婚して。お願いよ。あなたが欲しいの。欲しくて堪らないの」
リュオンの手を強く握る。
「わかった、わかったからもう止めてくれ……」
リュオンは目を逸らした。耳まで赤い。
私は照れも迷いもせずに言った。
「――――っ!?」
リュオンの顔が真っ赤に染まる。
彼の周囲を取り巻いていた無数の赤い粒子が弾け飛ぶように消えた。
彼の左目の《魔力環》が金色に戻る。
ただし右目の《魔力環》は赤いままだ。
「私は本気よ。イノーラの前では恥ずかしさのあまり誤魔化してしまったけれど、もう自分の感情に嘘はつかない。あなたの言う通り、あなたが好きだから、あなた以外と結婚するなんて考えられないの。生涯の伴侶になって欲しいと望むのはあなただけ」
私はリュオンと一緒に生きていきたい。私のためだと言うのならば、死ぬのではなく生きて欲しい。私は魂を込めて訴えた。
「私には大した資産も家もないけれど、あなたを幸せにするために最大限の努力をすると誓うわ。あなたの笑顔をこれからもずっと、誰よりも近くで見ていたい。だから私と結婚して。お願いよ。あなたが欲しいの。欲しくて堪らないの」
リュオンの手を強く握る。
「わかった、わかったからもう止めてくれ……」
リュオンは目を逸らした。耳まで赤い。

