◆ ◆ ◆
今朝がた三人がバートラム様に呼び出された用件というのは街の防衛に関する話だったらしい。
なるほどそれは侍女が聞くわけにはいかない大事な話だ。
誰かに命の危険が迫っているとか、街の付近に天災級の魔獣が出没したとか、そういった緊急事態が起こっているわけではなさそうで安心した。
「ユーリ様。マルグリットが触れても大丈夫でしたし、今日は丘から少し離れてルブース川沿いを歩いてみませんか? 西区に向かって、第二公園に着いたら引き返す。そんな感じでいかがでしょう」
全員が昼食を済ませた昼下がり。
私は屋敷の外で風に吹かれながらユリウス様にそう言った。
ユリウス様の隣にはノエル様とリュオンがいる。
この二人がいればどんなトラブルが起きようと怖くはなかった。
「……そうだな。いまの時期なら公園の向日葵も見ごろだろう。勇気を出して行ってみようか」
「はい」
私は何も言わずとも差し出されたリュオンの手を握り、ノエル様とユリウス様の後に続いて歩いた。
今朝がた三人がバートラム様に呼び出された用件というのは街の防衛に関する話だったらしい。
なるほどそれは侍女が聞くわけにはいかない大事な話だ。
誰かに命の危険が迫っているとか、街の付近に天災級の魔獣が出没したとか、そういった緊急事態が起こっているわけではなさそうで安心した。
「ユーリ様。マルグリットが触れても大丈夫でしたし、今日は丘から少し離れてルブース川沿いを歩いてみませんか? 西区に向かって、第二公園に着いたら引き返す。そんな感じでいかがでしょう」
全員が昼食を済ませた昼下がり。
私は屋敷の外で風に吹かれながらユリウス様にそう言った。
ユリウス様の隣にはノエル様とリュオンがいる。
この二人がいればどんなトラブルが起きようと怖くはなかった。
「……そうだな。いまの時期なら公園の向日葵も見ごろだろう。勇気を出して行ってみようか」
「はい」
私は何も言わずとも差し出されたリュオンの手を握り、ノエル様とユリウス様の後に続いて歩いた。

