嘘から始まる恋煩い!

「えぇ?木の葉?」
そ、それはいくらなんでも言い過ぎじゃないかなぁ………。
確かに世那は、私があげたものをいつも喜んでくれるけど。
でもやっぱり、世那の好きなものがいいな。
「うーん、世那くんって食べ物みたいに消えてなくなるものより、残る方が好きなんだよね?」
「うん。世那の好きな料理を作ろうかと考えたけど、それはお母さんがするし………。」
「そっか。じゃあ、実用性の高いものの方がいいよね。俺だったら………、ハンカチとか渡されたら嬉しいかも?あとは、文房具でかぶるけど、ボロボロだったりしたらペンケースとか。」
「ああ………!なるほど!」
それに関する頭はなかった。
「後は世那くんの趣味嗜好を知ってるなら、スマホのストラップとかもいいんじゃない?」
「確かに。一気に候補が増えたよ、ありがとう!」
「いや、プレゼント選びを考えるって楽しいよな。俺も力になれて嬉しい。」
「五十嵐………‼︎」
な、なんていい人なの⁉︎
はぁ、海里センパイもこれくらい穏やかだったらいいのに。
なんであんなに腹黒なんだろう、最近会ってないけど。
私が五十嵐に感謝していると、ちょうどいいタイミングで料理が運ばれてきた。
「わ、ガトーショコラかわいい!写真撮ってもいい?」
「うん、いいよ。俺も撮っていい?」
「もちろん。」