ふいに、緩んだ空気の中で、私は何かを忘れているような気がした。
あれ………なんだっけ。
そこでちょうど、放送のアナウンスが聞こえた。
「脱落者が一定数に達したので、ハンターの数を…………。」
…………あ。
今、逃走中だった!
桐山の方を振り返って、私は慌てて言う。
「桐山、そういえばだけど今って逃走中じゃん!どうしよう!」
「ははっ、そんなに慌てなくても、あと40分で終わるよ。結構捕まったよな。………逃げ切れる人っているのかな。」
「ここ、あまり人いないじゃん。私たちが時間までここにいれば………、食堂1週間無料が叶うかも⁉︎そうすれば、今まで食べたかったアレが食べられる!」
「………何か食べたいのあるの?」
「うん。デザートで美味しいのがあるんだよ、ガトーショコラ!」
「へぇ………。」
桐山はそこまで聞くとなぜか黙り込み、何かを思考し始めた。
10秒くらいだろうか、桐山はいたずらっ子のように………笑っていた。
「ん?桐山?」
「ごめんね雨音………。さっきフラれた腹いせに、ちょっと困らせていい?」
「………え?どういう………」
「…………確保。」
あれ………なんだっけ。
そこでちょうど、放送のアナウンスが聞こえた。
「脱落者が一定数に達したので、ハンターの数を…………。」
…………あ。
今、逃走中だった!
桐山の方を振り返って、私は慌てて言う。
「桐山、そういえばだけど今って逃走中じゃん!どうしよう!」
「ははっ、そんなに慌てなくても、あと40分で終わるよ。結構捕まったよな。………逃げ切れる人っているのかな。」
「ここ、あまり人いないじゃん。私たちが時間までここにいれば………、食堂1週間無料が叶うかも⁉︎そうすれば、今まで食べたかったアレが食べられる!」
「………何か食べたいのあるの?」
「うん。デザートで美味しいのがあるんだよ、ガトーショコラ!」
「へぇ………。」
桐山はそこまで聞くとなぜか黙り込み、何かを思考し始めた。
10秒くらいだろうか、桐山はいたずらっ子のように………笑っていた。
「ん?桐山?」
「ごめんね雨音………。さっきフラれた腹いせに、ちょっと困らせていい?」
「………え?どういう………」
「…………確保。」

