桐山に腕を引かれて連れてこられた場所は、あの体育棟だった。
昼間なのに薄暗くて、私は少しだけ身震いする。
「ね、ねぇ。ここ薄暗くない?なんか怖いかも………。」
こういったところがホラーになりそうだよ、私怖いのは嫌だ!
そう思って桐山を見上げたのに、なぜか彼は一瞬笑った……ような気がした。
「そう?でもハンターとかからは見つかりにくいと思う。それになんかあったら、近くに抜け道があるから。俺が守ってあげる。」
「え?あ、ありがと………?」
でもそれは一瞬で、彼は爽やかにそう言った。
あまりにも甘いボイスで言われたので、ほんのちょっとだけドキッとする。
どうしたんだろう、さっきから桐山の様子がなんかおかしい。
でも話すといつも通りだし……んん?
ささやかな不可解だけど、私はまあいっかと1人納得して、桐山の後ろをついて行った。
あたりはシン………と静まっていて、まるで私たち以外誰もいないような感覚に陥る。
いや、実際このあたりではそうなのかもしれないけれど。
たまにチラッと見ると、桐山がいつもより真剣な顔をしているから、何か重大なことでもあるのかとのんきに思ってしまった。
「ここならいいかな。」
あたりをキョロキョロしていた桐山が、ふと立ち止まる。
そして私に向き直って口を開いた。
昼間なのに薄暗くて、私は少しだけ身震いする。
「ね、ねぇ。ここ薄暗くない?なんか怖いかも………。」
こういったところがホラーになりそうだよ、私怖いのは嫌だ!
そう思って桐山を見上げたのに、なぜか彼は一瞬笑った……ような気がした。
「そう?でもハンターとかからは見つかりにくいと思う。それになんかあったら、近くに抜け道があるから。俺が守ってあげる。」
「え?あ、ありがと………?」
でもそれは一瞬で、彼は爽やかにそう言った。
あまりにも甘いボイスで言われたので、ほんのちょっとだけドキッとする。
どうしたんだろう、さっきから桐山の様子がなんかおかしい。
でも話すといつも通りだし……んん?
ささやかな不可解だけど、私はまあいっかと1人納得して、桐山の後ろをついて行った。
あたりはシン………と静まっていて、まるで私たち以外誰もいないような感覚に陥る。
いや、実際このあたりではそうなのかもしれないけれど。
たまにチラッと見ると、桐山がいつもより真剣な顔をしているから、何か重大なことでもあるのかとのんきに思ってしまった。
「ここならいいかな。」
あたりをキョロキョロしていた桐山が、ふと立ち止まる。
そして私に向き直って口を開いた。

