嘘から始まる恋煩い!

その後、減らされるハンターの名前を聞きながら、私は自信満々に由羅ちゃんを見た。
「由羅ちゃんはわかった?」
「……ううん。なぞなぞだってわかっているんだけど………。動物?えー………。」
実は私は、このなぞなぞを以前テレビ番組で見たことがあるから答えを知っている。
他にも聞いたことがある人はいると思う。


「美亜ちゃんはわかる?」
「うん。答えは『ヒト』。」
「………え?なんで?」
「人の人生を1日として考えるのがミソ。朝はつまり生まれたてのベイビー状態。このとき赤ちゃんはハイハイで動くから、足は4本ってなる。昼は、ハイハイを卒業してからだね。二本足で歩くから2本。夜は歳をとってからのこと。ほら、老人って杖を使って歩くイメージがあるでしょ?そのため杖と両足を数えて3本。」
「な、なるほど〜!美亜ちゃんすご!さっそく先生に報告しよう!」
「うん!」

2階には、ここからちょっとだけ離れた理科室の前に先生がいるはずだ。
私たちは周りにハンターがいないか確認しながら、無事先生のもとにたどり着くことができた。
そこにいたのは、なんと推しの三井先生だった。
うわー、今日も相変わらずカッコいい!
心の中ではしゃぎながら、私たちは三井先生の前に立った。
「あれ、雨音さんと……山下さん。答えはもうわかったんですか?」
「はい、先生。答えはヒトです。有名な問題ですよね。」
「………お見事、正解。では引き続き逃げるのがんばってくださ………。」