嘘から始まる恋煩い!

うーん、あの占い、結構当たっている気がするのは気のせい?
今朝……ちょっと感じが悪い態度をしちゃったかもしれなくて空回りしちゃったし。
そういえば、放課後図書室行くんだよね。もしかしたらそのときに何かいいことあるかな?
例えばいい本が出ていたりして⁉
期待しすぎると何もなかったときにがっかりするし、ほどほどにして。
答え合わせは図書室でしよう。

放課後、私の教室のほうが早く終わったから立花の教室のD組の前でぼんやりと待つ。
でも待ち時間もすぐに終わり、号令の声が聞こえた。
「お待たせー美亜。じゃ、図書館行こう。そういえば占い、どうだった?」
「星が3つでちょうど真ん中。平凡すぎる結果だったよ。」
「あはっ、まあそんなときもあるよ。」
そんな会話をしながら、私たちは図書室へ向かった。

「ありがとうございましたー。」
ずっと読みたくて先週借りたミステリー小説を返却し、私は立花にたずねた。
「せっかくだし、ざっとどんな本があるのかだけ見てもいい?何かいい本あるかもしれないし。」
「もちろん。」
それに占いのご利益を授かりたいし、とちょっとした期待を持ちながら図書室の中を進んでいくと、五十嵐がいた。