そしてやってきた放課後。
立花は今日習い事があるらしいので、私は清羅に相談する絶好のチャンスを手に入れた。
「ねぇ清羅。もし清羅に『本気で』好きな人ができたらどうアプローチする?」
ただ、私に好きな人ができたとかいうと清羅の反応が絶対悪い意味でヤバいので、ちょっと遠回しに聞いてみる。
ちゃんと「本気」を強調したしまっとうな答えが得られるはず……と思ったのに。
「え?何言ってるの?わたしの恋は全部本気だけど。」
と返ってきた。
嘘つけ、という言葉が喉元までこみあげてきたが、必死にのみこむ。
「え?だったらなんで1か月もたたずに別れてるの?」
「うーん、なんか合わなかった、みたいな?でも付き合ってるときはその人しか見ないからさ。」
どうしよう、言葉が通じない。
ごめんね清羅、私はその価値観だけはわかりあえないかも。
「でもまあ……もし、本当に好きな人ができたら。」
「……できたら?」
どうやら真剣に考えてくれたみたいで、私は少し期待しながら耳を傾ける。
でも返答は、やはり斜め上のことだった。
「他の人にとられる前に、既成事実を作っちゃうことかな!」
「は?」
明るい調子で言われたことに、唖然とする。
「そうすれば責任感持って付き合ってくれるでしょ~?あれなんかおかしいこと言った?」
確かにそうかもしれないけどさ……。
それって仮にも高校1年生が言うことなのかな?
立花は今日習い事があるらしいので、私は清羅に相談する絶好のチャンスを手に入れた。
「ねぇ清羅。もし清羅に『本気で』好きな人ができたらどうアプローチする?」
ただ、私に好きな人ができたとかいうと清羅の反応が絶対悪い意味でヤバいので、ちょっと遠回しに聞いてみる。
ちゃんと「本気」を強調したしまっとうな答えが得られるはず……と思ったのに。
「え?何言ってるの?わたしの恋は全部本気だけど。」
と返ってきた。
嘘つけ、という言葉が喉元までこみあげてきたが、必死にのみこむ。
「え?だったらなんで1か月もたたずに別れてるの?」
「うーん、なんか合わなかった、みたいな?でも付き合ってるときはその人しか見ないからさ。」
どうしよう、言葉が通じない。
ごめんね清羅、私はその価値観だけはわかりあえないかも。
「でもまあ……もし、本当に好きな人ができたら。」
「……できたら?」
どうやら真剣に考えてくれたみたいで、私は少し期待しながら耳を傾ける。
でも返答は、やはり斜め上のことだった。
「他の人にとられる前に、既成事実を作っちゃうことかな!」
「は?」
明るい調子で言われたことに、唖然とする。
「そうすれば責任感持って付き合ってくれるでしょ~?あれなんかおかしいこと言った?」
確かにそうかもしれないけどさ……。
それって仮にも高校1年生が言うことなのかな?
