私が顔をちょっとしかめたことにいち早く気づいた真帆ちゃんが、焦った様子で私を見た。
「大丈夫、美亜ちゃん⁉︎もしかして火傷した⁉︎」
「………あぁ、うん大丈夫だよ。ちょっと火傷しちゃったけど、大したことないから。」
私が左の手を庇いながら笑うと、一応元凶である男の子も焦り始めた。
「…………えっ、嘘だろ?もしかしておれが今、油跳ねさせた?ごめん!」
「うん、気にしないで〜。ちょっと水で洗ってくるから。」
「うわ、まじごめん!」
まあ、彼も悪気はなさそうだし別に気にしてないんだけど。やっぱ心配だったから任せない方がよかったのかなぁ………と思ってしまいながら、私は扉へ足を向けた。
「ちょっと、わたしが続きやるから。こっちでこの道具洗い物してて?」
「は、はい…………。」
と真帆ちゃんが言っているのを聞きながら、私は外に出る。
もちろん調理室の中にある蛇口で洗ってもいいんだけど、先生に心配されそうでやめておいた。
ちょっぴり痛いけど、そんな大ごとにしたくないし。
はぁ、と息をつきながら水道で左手を入念に洗っていた、そのとき。
「…………雨音っ!」
「………え?」
予想もしてなかった声が、私の耳に届いた。
「大丈夫、美亜ちゃん⁉︎もしかして火傷した⁉︎」
「………あぁ、うん大丈夫だよ。ちょっと火傷しちゃったけど、大したことないから。」
私が左の手を庇いながら笑うと、一応元凶である男の子も焦り始めた。
「…………えっ、嘘だろ?もしかしておれが今、油跳ねさせた?ごめん!」
「うん、気にしないで〜。ちょっと水で洗ってくるから。」
「うわ、まじごめん!」
まあ、彼も悪気はなさそうだし別に気にしてないんだけど。やっぱ心配だったから任せない方がよかったのかなぁ………と思ってしまいながら、私は扉へ足を向けた。
「ちょっと、わたしが続きやるから。こっちでこの道具洗い物してて?」
「は、はい…………。」
と真帆ちゃんが言っているのを聞きながら、私は外に出る。
もちろん調理室の中にある蛇口で洗ってもいいんだけど、先生に心配されそうでやめておいた。
ちょっぴり痛いけど、そんな大ごとにしたくないし。
はぁ、と息をつきながら水道で左手を入念に洗っていた、そのとき。
「…………雨音っ!」
「………え?」
予想もしてなかった声が、私の耳に届いた。


