嘘から始まる恋煩い!

メッセージを開くと、未読メッセージの欄の下に簡潔な言葉が。

『ねえ美亜、暇〜。』
『そういえば、久しぶりにどっか出かけない?』
『今日じゃいきなりだから、よければ明日にでも。』

………という、お誘いの言葉だった。
って、送ってきた時間、今日の深夜1時じゃん!あの人、勉強が大変になってくる時期なのに何やってるの!
………いや、勉強をしていて遅くまで起きてたのかな?
とまあ、そんなことは置いておいて。
「で、どうしたの?名前で呼ぶってことは、かなり親しい関係なんだよね?」
「えっ、うーん………、ちょっとお出かけに誘われたの。明日は暇だし、いいよって返事しておこうかなって。」
「………は?」
うん、幸い今週やるべき勉強はあまりないし、最近世那の誕プレ選び以外で遊んでなかったから、了解と送ろう………と思ったんだけど。
なぜか事情を説明したら、世那が険しい顔で私を見ていた。
………ん?
「姉ちゃん、それってデートじゃん。っていうか姉ちゃんって好きなヤツいるんでしょ?他の男と一緒に出かけちゃっていいの?ってか、個人的におれも反対。」
「えぇっ!」
「ちょっと姉ちゃんのスマホ貸して。」
私が世那の言っていることに驚いていると、彼は私のスマホをひょいっと取った。