ほんっとに…………。
「………姉ちゃんはずるい。」
つい、心の声が漏れてしまう。
姉ちゃんが不思議そうに首を傾げたけれど、おれは気づかないふりをした。
だって、本当にずるいから。
おれは姉ちゃんのことを好きなのに、姉ちゃんはおれをただの弟だとしか思っていない。
それなのに、一緒に寝てくれたりはするし、おれの部屋に遠慮なく入ってくる。
おれはどうすればいい?
試しに、姉ちゃんは今、ソイツのことをどう思っているのか聞いてみたら………。
すごい怪しい反応をされた。
早口で言い訳っぽくて、姉ちゃんはもしかしたら、ソイツのことを好きになりかけてしまっているかもしれないと思った。
焦ったおれは、そこで今日の新田の言葉を思い出したんだ。
………誕生日だってことを理由に、姉ちゃんに甘える作戦を。
そこでおれはわざとメンヘラっぽい、甘えん坊な弟を演じて、見事に姉ちゃんを騙すことができた。
ペラペラと饒舌に話していたら、姉ちゃんに心配して止められ、おれが密かに抱えているお願いを全部聞いてもらえることになった。
………ははっ、チョロいなぁ。
でもこんなんじゃ、姉ちゃんは他の男にすぐに取られるんじゃないかと心配になる。
「………姉ちゃんはずるい。」
つい、心の声が漏れてしまう。
姉ちゃんが不思議そうに首を傾げたけれど、おれは気づかないふりをした。
だって、本当にずるいから。
おれは姉ちゃんのことを好きなのに、姉ちゃんはおれをただの弟だとしか思っていない。
それなのに、一緒に寝てくれたりはするし、おれの部屋に遠慮なく入ってくる。
おれはどうすればいい?
試しに、姉ちゃんは今、ソイツのことをどう思っているのか聞いてみたら………。
すごい怪しい反応をされた。
早口で言い訳っぽくて、姉ちゃんはもしかしたら、ソイツのことを好きになりかけてしまっているかもしれないと思った。
焦ったおれは、そこで今日の新田の言葉を思い出したんだ。
………誕生日だってことを理由に、姉ちゃんに甘える作戦を。
そこでおれはわざとメンヘラっぽい、甘えん坊な弟を演じて、見事に姉ちゃんを騙すことができた。
ペラペラと饒舌に話していたら、姉ちゃんに心配して止められ、おれが密かに抱えているお願いを全部聞いてもらえることになった。
………ははっ、チョロいなぁ。
でもこんなんじゃ、姉ちゃんは他の男にすぐに取られるんじゃないかと心配になる。

