嘘から始まる恋煩い!

私は世那の力になりたいし、そう告げると、世那はゆっくりと顔をあげた。
なぜか、世那の顔には、なぜか寂しくてたまらないような感情が浮かんでいた。
「ほんと?なんでも?」
「う、うん………私にできることだったら……。」

「……………じゃあ、これからはおれと一緒に寝てよ。今まではたまにの頻度だったけれど、毎日がいい。それに、おれから離れないで?五十嵐とかじゃなくても、近くにおれがいるじゃん。あとは、寝る時だけじゃなくて日常生活でもおれと一緒にいてよ。」

「ぇ…………。」
それはもうやけに、世那の舌はペラペラと動いていた。
息継ぎをする間も無く、一息に言われて私はビビる。
目がギラギラしてた………まさか………これが俗にいうメンヘラ?え?
違うよね、世那の寂しさがちょっと限界突破しただけだよね。
正直、赤メッシュがいれられているのにまったく怖く見えない。
捨てられた子犬のような目をされて、私の心はズキズキと痛んだ。
「わ、わかった、世那。うん、ちょっと落ち着こう?」
「ねぇ、全部おれのお願い聞いてくれる?そしたら落ち着く。」
「うん、わかりました。聞くよ、だからちょーっとストップ。」
「………よっしゃ。」
世那がまたまた小さく何かを呟いたけれど、今はそれどころじゃない。