「………姉ちゃんはずるい。」
「え?」
世那が小さな声で何かを呟いたから、聞き返してみたのに、なにも反応をしてもらえなかった。
………世那、本当にどうしちゃったんだろう?
「ねぇ、姉ちゃんは今、ソイツのこと好きなの?」
「えっ………?」
ソイツ=五十嵐だと気づくのに、少しだけ時間を要した。
せ、世那、なぜか五十嵐のこと嫌い………?
っていうか、ちょっと待って。今、世那なんて言った?
私が?五十嵐を?好き?
…………。
「はっ?いや、違うよ!違う、好きじゃない!」
私は言葉を呑み込むと同時に、全力で否定した。
「…………。」
「だっておかしいよ。私は確かに五十嵐なら好きになれるかもって思ったけれど、別に胸がドキドキしたりするわけじゃないし、普通の感情しか抱いていないわけでっ……⁉︎」
やけに饒舌に回っていることが逆に怪しいと私が気づかずに弁解していると、世那が私のパジャマの裾をギュッと握った。
「だ、大丈夫………?世那?」
五十嵐の話になってから、急に様子がおかしくなってしまった。
私は何か変なことを言ってしまったかと思い、さっき言った言葉をできる限り自分の頭の中にリプレイさせる。
「私に言えることなら言ってみて、なんでもするから。」
「え?」
世那が小さな声で何かを呟いたから、聞き返してみたのに、なにも反応をしてもらえなかった。
………世那、本当にどうしちゃったんだろう?
「ねぇ、姉ちゃんは今、ソイツのこと好きなの?」
「えっ………?」
ソイツ=五十嵐だと気づくのに、少しだけ時間を要した。
せ、世那、なぜか五十嵐のこと嫌い………?
っていうか、ちょっと待って。今、世那なんて言った?
私が?五十嵐を?好き?
…………。
「はっ?いや、違うよ!違う、好きじゃない!」
私は言葉を呑み込むと同時に、全力で否定した。
「…………。」
「だっておかしいよ。私は確かに五十嵐なら好きになれるかもって思ったけれど、別に胸がドキドキしたりするわけじゃないし、普通の感情しか抱いていないわけでっ……⁉︎」
やけに饒舌に回っていることが逆に怪しいと私が気づかずに弁解していると、世那が私のパジャマの裾をギュッと握った。
「だ、大丈夫………?世那?」
五十嵐の話になってから、急に様子がおかしくなってしまった。
私は何か変なことを言ってしまったかと思い、さっき言った言葉をできる限り自分の頭の中にリプレイさせる。
「私に言えることなら言ってみて、なんでもするから。」

