嘘から始まる恋煩い!

「そうだね、じゃあお言葉に甘えて、少し行ってみようと思う。ありがと〜、五十嵐!」
「別に、こちらこそ。」
私の足はとても軽くなり、五十嵐を連れてマシェリの中を見に行った。

わぁ………、全部欲しい!
なんでこんなに可愛いのばっかりなの?現役女子高生にとってはもう、財宝の地だよ、ここ。
しかもクール系の服もあるし、幅広い女の子から好かれているんだよね。
「そういえばマシェリって………、フランス語だよな。」
「え?ああうん、そうだね。意味は詳しくわからないんだけど………。」
「確か、『私の大切な人・愛しい人』っていう意味だったはず。」
「えっ?なんで知ってるの⁉︎」
「フランス語で聞いたことあるなって。ほら、ゲームとかにフランス語やラテン語って出てくるじゃん?」
「なるほど!私もゲーム好きだよ〜。確かにラテン語とか英語が出てきてたかも!」
「え、マジ?どんなゲームやってる?」
「んーっとね、『ミステリー・タイム』ってやつ。」
私がスマホを開いて五十嵐にゲームアプリを見せると、五十嵐は目を見開いた。

「えっ、嘘だろ⁉︎俺もそれやってるんだけど!」
「えぇ、そうなの?私は最近やり出したんだけどね、ハマっちゃって。
嬉しい、「ミステリー・タイム」ってそこまで有名なわけじゃないから、このゲームをやっている人って少ないかと思ってた。