窓は一つしかなく、昼間なのに真っ暗だった。
しかしその暗闇はヴィクトールにとっても心底心地のよいものだった。
シャルレーヌは咳き込みつつも体を起こそうとするが、それを制止する。
牽制してみるも、待ってましたと言わんばかりの態度。
彼女に抱いていた大きな違和感を確認するために言葉をかけた。
『お前を正妃にするつもりはない』
そう牽制しても彼女はあっさりと承諾して、正妃の座にはまったく興味を持っていないことがわかる。
なら、何を目的に動いているのか。
自ずと一つの答えが導き出される。
彼女は間違いなく、自分が楽しめればいいと思っているのだ。
ヴィクトールはシャルレーヌが争いを求めているのだと理解する。
(これはまた厄介だな)
ヴィクトールがサンドラクト国王の言っていることを理解し始めていた。
それから闇魔法が勝手に警戒を緩めてシャルレーヌに甘え始めたではないか。
闇魔法を愛でながら眠りにつく姿を見て、それには言葉を失っていた。
がっちりと抑えられていることや、闇魔法がここにいたいと触手のような腕を動かしてアピールを始めた。
「なんなんだ、君は……」
そんな言葉しか出てこなかった。
そしてこのアナベルとエマニュエルの一連の行動を教皇や公爵に伝えなければならない。
このチャンスを逃すわけにはいかなかった。
正妃には相応しい行いではないと匂わせておくのも忘れない。
(うまく使えとはこういうことか……たしかに選択肢によってはマイナスにもプラスにもなるな)
しかしその暗闇はヴィクトールにとっても心底心地のよいものだった。
シャルレーヌは咳き込みつつも体を起こそうとするが、それを制止する。
牽制してみるも、待ってましたと言わんばかりの態度。
彼女に抱いていた大きな違和感を確認するために言葉をかけた。
『お前を正妃にするつもりはない』
そう牽制しても彼女はあっさりと承諾して、正妃の座にはまったく興味を持っていないことがわかる。
なら、何を目的に動いているのか。
自ずと一つの答えが導き出される。
彼女は間違いなく、自分が楽しめればいいと思っているのだ。
ヴィクトールはシャルレーヌが争いを求めているのだと理解する。
(これはまた厄介だな)
ヴィクトールがサンドラクト国王の言っていることを理解し始めていた。
それから闇魔法が勝手に警戒を緩めてシャルレーヌに甘え始めたではないか。
闇魔法を愛でながら眠りにつく姿を見て、それには言葉を失っていた。
がっちりと抑えられていることや、闇魔法がここにいたいと触手のような腕を動かしてアピールを始めた。
「なんなんだ、君は……」
そんな言葉しか出てこなかった。
そしてこのアナベルとエマニュエルの一連の行動を教皇や公爵に伝えなければならない。
このチャンスを逃すわけにはいかなかった。
正妃には相応しい行いではないと匂わせておくのも忘れない。
(うまく使えとはこういうことか……たしかに選択肢によってはマイナスにもプラスにもなるな)



