はぁ~。わたしって、なんでこんなにツイてないんだろ。
今度は日直だったせいで、クラス全員分の自己紹介カードの掲示を頼まれちゃった。
しかも、同じく日直でサッカー部の高畑くんに、泣きそうな顔で拝まれちゃったんだよね……。
「ごめん、棚橋! 先輩より準備が遅いと、めっちゃ怒られるんだ」
「だ、大丈夫。わたし一人でも、そんなに時間かからないと思うし。高畑くんは、早く部活に行って」
「ほんっとごめん! マジで助かる。ありがとな!」
荷物を無造作につかむと、何度もわたしに向かって頭を下げながら、高畑くんは教室をあとにした。
野球部は上下関係がないから気楽だけど、やっぱり中学の運動部って大変なんだなぁ。
特にサッカー部といえば、あの人たちが先輩……なんだもんね。
どうやらあの二人が、サッカー部のキャプテンと副キャプテンらしいんだ。
黒髪短髪の先輩がキャプテンで、少し長めの茶髪の先輩が副キャプテン。
あの人たちが先輩だなんて、一年生部員はきっと大変なんだろうな……。
でも一年女子の間では、「サッカーがうまくて超イケメンの先輩」だってウワサになるくらい人気の二人みたいなんだよね。
わたしに対しては、あんなふうにいつも敵意むき出しなのに。
……なんだか納得いかない。
いくらイケメンでも、わたしはあんなイジワルな人たちのことは好きになれないよ。
そのとき、なぜかピッチング練習中の有沢くんの真剣な表情が頭の中によみがえる。
今度は日直だったせいで、クラス全員分の自己紹介カードの掲示を頼まれちゃった。
しかも、同じく日直でサッカー部の高畑くんに、泣きそうな顔で拝まれちゃったんだよね……。
「ごめん、棚橋! 先輩より準備が遅いと、めっちゃ怒られるんだ」
「だ、大丈夫。わたし一人でも、そんなに時間かからないと思うし。高畑くんは、早く部活に行って」
「ほんっとごめん! マジで助かる。ありがとな!」
荷物を無造作につかむと、何度もわたしに向かって頭を下げながら、高畑くんは教室をあとにした。
野球部は上下関係がないから気楽だけど、やっぱり中学の運動部って大変なんだなぁ。
特にサッカー部といえば、あの人たちが先輩……なんだもんね。
どうやらあの二人が、サッカー部のキャプテンと副キャプテンらしいんだ。
黒髪短髪の先輩がキャプテンで、少し長めの茶髪の先輩が副キャプテン。
あの人たちが先輩だなんて、一年生部員はきっと大変なんだろうな……。
でも一年女子の間では、「サッカーがうまくて超イケメンの先輩」だってウワサになるくらい人気の二人みたいなんだよね。
わたしに対しては、あんなふうにいつも敵意むき出しなのに。
……なんだか納得いかない。
いくらイケメンでも、わたしはあんなイジワルな人たちのことは好きになれないよ。
そのとき、なぜかピッチング練習中の有沢くんの真剣な表情が頭の中によみがえる。



