とりあえず明日からさっそく練習を始めるってことだけ決めて、今日は解散になった。
「棚橋」
空き教室を出ようとしたら、渡瀬くんにうしろから呼び止められた。
振り返ると、渡瀬くんがキレイに折りたたんだ紙をわたしに向かって差しだしていた。
「これは?」
「名前とポジションの一覧表だ。それ以外にも、僕の知りうる限りの情報を書き加えておいた」
受け取ってさっそく開いてみると、ものすごく小さな字でびっしりと情報が書き込まれていた。
「すごい……ありがとう、渡瀬くん」
「竜崎監督がどういうつもりでこのような人選をしたのかはわからんが、全員一クセも二クセもあるヤツばかりだ。あらかじめその資料に目を通しておいてほしい」
「う、うん、わかった」
たしかに渡瀬くんを含め、有沢くんも八柳くんも相当クセが強そうだとは思っていたけど、まさか他の人たちもだなんて。
有沢くんも前に『ある意味有名人ばっか』だって言ってたけど、ひょっとして、そういう意味だったの⁉
い、いやでも、竜崎監督が選んだ人たちなんだもん。
きっと腕もいいに違いない! ……よね?
……え、なんかめちゃくちゃ不安になってきちゃったんだけど。
「棚橋」
空き教室を出ようとしたら、渡瀬くんにうしろから呼び止められた。
振り返ると、渡瀬くんがキレイに折りたたんだ紙をわたしに向かって差しだしていた。
「これは?」
「名前とポジションの一覧表だ。それ以外にも、僕の知りうる限りの情報を書き加えておいた」
受け取ってさっそく開いてみると、ものすごく小さな字でびっしりと情報が書き込まれていた。
「すごい……ありがとう、渡瀬くん」
「竜崎監督がどういうつもりでこのような人選をしたのかはわからんが、全員一クセも二クセもあるヤツばかりだ。あらかじめその資料に目を通しておいてほしい」
「う、うん、わかった」
たしかに渡瀬くんを含め、有沢くんも八柳くんも相当クセが強そうだとは思っていたけど、まさか他の人たちもだなんて。
有沢くんも前に『ある意味有名人ばっか』だって言ってたけど、ひょっとして、そういう意味だったの⁉
い、いやでも、竜崎監督が選んだ人たちなんだもん。
きっと腕もいいに違いない! ……よね?
……え、なんかめちゃくちゃ不安になってきちゃったんだけど。



