「……みんなが有沢くんと大希くんをワンセットにするから? 有沢くんだって、わたしのこと、そうやって勝手に決めつけないでよ!」
わたしの言葉に、有沢くんがハッと息をのむ。
「わたしは、ちゃんと有沢くんのことを見る。だから有沢くんも、わたしのこと、ちゃんと見て」
絶対に有沢くんのことは諦めない。
だって、今諦めたら、一生手の届かないところに行ってしまうような気がするから。
「野球、好きなんでしょ? 野球をやるために星黎に来たんだよね? だったら、なんにも考えないで、とりあえずやってみようよ。わたしはちゃんと有沢くんを見てるから。約束するから」
わたしが有沢くんの目をじっと見つめて言うと、有沢くんが視線をさまよわせる。
「俺……」
そう言ったきり、有沢くんはきゅっとくちびるをかんで言葉を飲み込んでしまう。
「――有沢、もしよかったら、僕とバッテリーを組んでもらえないだろうか」
渡瀬くんがそう言うと、有沢くんが渡瀬くんの方をゆっくりと見る。
「ウワサの件、鵜呑みにして、本当にすまなかった」
渡瀬くんが、有沢くんに向かって深々と頭を下げる。
「それに、真相がわかったとき、有沢が一番イヤだと思うことを――弟がまた問題を起こす可能性があるのなら、有沢とも関わるべきじゃないと、僕も考えていた。本当にすまない」
わたしの言葉に、有沢くんがハッと息をのむ。
「わたしは、ちゃんと有沢くんのことを見る。だから有沢くんも、わたしのこと、ちゃんと見て」
絶対に有沢くんのことは諦めない。
だって、今諦めたら、一生手の届かないところに行ってしまうような気がするから。
「野球、好きなんでしょ? 野球をやるために星黎に来たんだよね? だったら、なんにも考えないで、とりあえずやってみようよ。わたしはちゃんと有沢くんを見てるから。約束するから」
わたしが有沢くんの目をじっと見つめて言うと、有沢くんが視線をさまよわせる。
「俺……」
そう言ったきり、有沢くんはきゅっとくちびるをかんで言葉を飲み込んでしまう。
「――有沢、もしよかったら、僕とバッテリーを組んでもらえないだろうか」
渡瀬くんがそう言うと、有沢くんが渡瀬くんの方をゆっくりと見る。
「ウワサの件、鵜呑みにして、本当にすまなかった」
渡瀬くんが、有沢くんに向かって深々と頭を下げる。
「それに、真相がわかったとき、有沢が一番イヤだと思うことを――弟がまた問題を起こす可能性があるのなら、有沢とも関わるべきじゃないと、僕も考えていた。本当にすまない」



