だって、何日も何日も、それこそ眠れなくなるくらいいっぱい考えて出した結論だから。
わたしが野球を続けたって、いずれみんなの足を引っ張ることになる。
だったら、少しでも選手の役に立つことをしたいって。
「うーん、羽瑠がちゃんと考えて決めたことならしょうがないけどさあ。ま、そもそも野球部がないのに、こんな話したってムダなんだけどね」
「ほんとだよー」
苦笑いする菜々に、笑って返す。
そもそもわたしのお母さんは、わたしが野球をやることに賛成してなかったっていうか。
お兄ちゃんに付き合わされて、仕方なくやってるんだって、ずっと思ってたみたいなんだよね。
女の子が、好きで自分から野球なんかするはずないって。たぶん、そう思ってた。
だって、お兄ちゃんが中学生になって、硬式のクラブチームに入ったときに、「お兄ちゃんももういないんだし、羽瑠もやめてもいいのよ」って言われちゃったし。
そのときはお兄ちゃんが、「今羽瑠がやめたら、チームが困る」ってお母さんに言ってくれて、なんとか六年生まではやらせてもらえることになったの。
もちろんお兄ちゃんは、わたしの本当の気持ち――野球を続けたいって気持ちをわかった上で、お母さんにそう言ってくれたんだけどね。
わたしが野球を続けたって、いずれみんなの足を引っ張ることになる。
だったら、少しでも選手の役に立つことをしたいって。
「うーん、羽瑠がちゃんと考えて決めたことならしょうがないけどさあ。ま、そもそも野球部がないのに、こんな話したってムダなんだけどね」
「ほんとだよー」
苦笑いする菜々に、笑って返す。
そもそもわたしのお母さんは、わたしが野球をやることに賛成してなかったっていうか。
お兄ちゃんに付き合わされて、仕方なくやってるんだって、ずっと思ってたみたいなんだよね。
女の子が、好きで自分から野球なんかするはずないって。たぶん、そう思ってた。
だって、お兄ちゃんが中学生になって、硬式のクラブチームに入ったときに、「お兄ちゃんももういないんだし、羽瑠もやめてもいいのよ」って言われちゃったし。
そのときはお兄ちゃんが、「今羽瑠がやめたら、チームが困る」ってお母さんに言ってくれて、なんとか六年生まではやらせてもらえることになったの。
もちろんお兄ちゃんは、わたしの本当の気持ち――野球を続けたいって気持ちをわかった上で、お母さんにそう言ってくれたんだけどね。



