コンクリートの土手に二人並んで、夜空を見上げる。
土手には私たちの他にもたくさんの人が座っていた。
本格的なカメラを構えて写真を撮っている人もいる。
夜空に打ちあがる花火は、本当に美しい。
「……綺麗だな」
漣里くんは呟くように言った。
「うん」
「諦めなくて正解だっただろう」
「……うん。こんなに綺麗な花火が見られたのは、漣里くんのおかげだよ。私一人じゃ諦めるしかなかったもの」
漣里くんの隣で私は微笑んだ。
花火が見れたことも嬉しいけど。
漣里くんが傍にいる現実が、何よりも嬉しい。
「……ねえ、漣里くん」
肩を並べて夜空を見上げながら、私は呼びかけた。
「何」
「手を繋いでもいい?」
漣里くんは考えるように黙った。
土手には私たちの他にもたくさんの人が座っていた。
本格的なカメラを構えて写真を撮っている人もいる。
夜空に打ちあがる花火は、本当に美しい。
「……綺麗だな」
漣里くんは呟くように言った。
「うん」
「諦めなくて正解だっただろう」
「……うん。こんなに綺麗な花火が見られたのは、漣里くんのおかげだよ。私一人じゃ諦めるしかなかったもの」
漣里くんの隣で私は微笑んだ。
花火が見れたことも嬉しいけど。
漣里くんが傍にいる現実が、何よりも嬉しい。
「……ねえ、漣里くん」
肩を並べて夜空を見上げながら、私は呼びかけた。
「何」
「手を繋いでもいい?」
漣里くんは考えるように黙った。


