クールな年下男子と、甘い恋を。

「真白は重いな」
「……ごめんね」
「謝ってほしいわけじゃない。事実を言っただけ」
「そっか。ダイエット頑張る」
「それは必要ないと思う。痩せてるほうだと思うし」
「でも、重いんでしょう?」
「誰だって背負えば重いと感じる。軽い人間なんていない」
「なにそれ。結局、私はどうすればいいの」
 私は漣里くんの背中で、小さく笑った。

「何もしなくていいよ」
「…………」
「そのままでいい」
「……うん」
 ぎゅっと、腕に力を込める。

「ねえ、漣里くん」
 耳元で囁く。

「ありがとう」
 好きだとは言わない。
 だって、私たちは友達だもの。