クールな年下男子と、甘い恋を。

 ――えっ。
 全神経が私の肩に集中する。
 彼の頭の重みと、感触が、私の鼓動を加速させた。

 彼の柔らかい髪が、私の頬に触れる。

「……え、えっと」
 予想だにしなかった彼の行動に、私はパニックに陥った。

「ちょっとだけそのままでいて」
 甘えるような声は反則だった。
 頭にかあっと血が上る。

「幸せにしてくれるんだろ」
 彼は私を上目遣いに見て、微かに笑った。

 こ、こ、これは……一体どうしたらいいの!

 私は肩の重みと心臓の鼓動をどうすることもできないまま、顔を火照らせて硬直したのだった。