クールな年下男子と、甘い恋を。

「でも、ダブルは止めたほうがいいと思う。ネットに書いてあったの。最初はホイップクリームが白い天使に思えたけど、だんだん悪魔に変わっていったって」
「なら標準にしよう。俺はミックスフルーツパンケーキにする。先輩は?」
「私はシナモンロールにする。これもおいしいって書いてあったから」
 私はボタンを押して、店員を呼んだ。

 やってきた店員に注文して、水を飲む。
 パンケーキが届くまでの間、 私はスマホの待ち受け画面について尋ねた。

 すると、漣里くんはもちまるの写真や動画を見せてくれた。

「お待たせしました」
 話が途切れたタイミングで、注文していたパンケーキとシナモンロールが届いた。
 私が注文したシナモンロールは丸いお皿に載っていて、他のお店で出されるものと見た目に大きな違いはない。

 けれど、パンケーキは衝撃的。
 漣里くんの前に置かれた正方形のお皿には、四枚のパンケーキと、フルーツとホイップクリームがこれでもかと盛られている。

 店員さんは四つのシロップを持ってきた。
 二種類のメープルシロップと、ストロベリーとブルーベリーのシロップ。

「……確かにこれは凄いボリュームだな」
 店員さんが立ち去った後で、漣里くんが呟いた。