クールな年下男子と、甘い恋を。

『こんばんは。確認だけど、明日の午後2時、さくらば公園の噴水の前で大丈夫?』
 言葉遣いが変だったり、失礼じゃないことを確かめてから、送信。
 スマホを握ったまま返事を待っていると、一分ほど経ってメッセージの受信音が鳴った。

「!」
 即座に画面を確認。

『大丈夫。楽しみにしてる』
 楽しみにしてる。
 その一文が、私の心臓を跳ねさせた。

 これは、私も気合を入れなくちゃいけない。
 楽しみにしてるっていうなら、間違っても変な格好で行くわけにはいかないよね。
 漣里くんは私の恩人だもの。
 一緒にいて恥ずかしいと思われるような女子になりたくない。

「……あ、明日、何着ていこう」
 私はこの後、服選びに三十分も悩んだ。