「だって本当にそう思うんだもの。この雑誌にもモデルさんが何人か載ってるんだけど、漣里くんのほうが格好良いなぁって思う」
私は本棚の雑誌を一冊引き抜いて、座卓の上に広げた。
「スタイルもいいし、身長だってまだ高1なのに170はあるでしょう? 困ってる人を放っておけないお人よしだし、性格もいいよね」
「……そんなことない。社交性もないし」
「うーん、そうかもしれないけど」
私は雑誌をめくりながら言った。
「それが漣里くんの性格なら、それでいいんじゃないかな。無理に自分を変える必要はないと思う。その人にはその人の個性があるように、喋るのが得意な人もいれば苦手な人もいるんだよ。世の中の人間、みんながみんな話し上手で、聞き上手がいなかったら、うるさくて仕方ないんじゃないかな? なんで黙って自分の話を聞かないんだって、喧嘩も起きそう。うん、やっぱり、無口な人も世界には必要だよ」
ぱらぱらと雑誌をめくって、男性モデルが載っているページを探す。
「他人の評価なんて気にすることない。口数が少なくても、漣里くんが本当は凄く優しい人だって、私は知ってるもの。そんな漣里くんに、私は助けてもらったんだもの。口先だけの人より、実際に行動することができて、人を大切にできる漣里くんのほうが、よっぽど素敵だと思う」
あ、あった。
ようやく目的のページを探し当てた私は、顔を上げた。
「ほら、この人よりも漣里くんのほうが格好良……」
そこで、私の目は点になった。
あまりの衝撃に、言葉も止まる。
……どうしたことだろう。
漣里くんの顔が、真っ赤だ。
耳まで赤くなってる。
私は本棚の雑誌を一冊引き抜いて、座卓の上に広げた。
「スタイルもいいし、身長だってまだ高1なのに170はあるでしょう? 困ってる人を放っておけないお人よしだし、性格もいいよね」
「……そんなことない。社交性もないし」
「うーん、そうかもしれないけど」
私は雑誌をめくりながら言った。
「それが漣里くんの性格なら、それでいいんじゃないかな。無理に自分を変える必要はないと思う。その人にはその人の個性があるように、喋るのが得意な人もいれば苦手な人もいるんだよ。世の中の人間、みんながみんな話し上手で、聞き上手がいなかったら、うるさくて仕方ないんじゃないかな? なんで黙って自分の話を聞かないんだって、喧嘩も起きそう。うん、やっぱり、無口な人も世界には必要だよ」
ぱらぱらと雑誌をめくって、男性モデルが載っているページを探す。
「他人の評価なんて気にすることない。口数が少なくても、漣里くんが本当は凄く優しい人だって、私は知ってるもの。そんな漣里くんに、私は助けてもらったんだもの。口先だけの人より、実際に行動することができて、人を大切にできる漣里くんのほうが、よっぽど素敵だと思う」
あ、あった。
ようやく目的のページを探し当てた私は、顔を上げた。
「ほら、この人よりも漣里くんのほうが格好良……」
そこで、私の目は点になった。
あまりの衝撃に、言葉も止まる。
……どうしたことだろう。
漣里くんの顔が、真っ赤だ。
耳まで赤くなってる。



