クールな年下男子と、甘い恋を。

「……要するにそれは告白か? 深森は僕に惚れたと?」
「いやごめん全然違います。」
 眼鏡をくいっと持ち上げ、格好つけてみせた小金井くんに、私は即座に手を振り、その盛大な勘違いをばっさり一刀両断した。

「なんだ、そうか」
 ほんの少しだけ残念そうに、小金井くんは声のトーンを落とした。

 漣里くん、横から疑惑の目で私を見ないでください。
 心配しなくても私はあなた一筋ですから!

「ただ思ったことを言っただけだよ。いまの小金井くんを見て、普段の小金井くんは自分から魅力を捨ててるように見えたから、もったいないなって――」
「――だそうなんで、念頭に置いとけばいいことあるかもしれない」
 ぐいっと、漣里くんが私の肩を掴んで引き寄せた。
 自然と、頬を漣里くんの胸に押し付ける格好になる。

 えっ? えっ?
 こ、これはもしや、こいつは俺の彼女なんだぞっていうアピール……!?

 漣里くんの胸に顔を埋めながら、私は激しく狼狽えた。顔が燃え上がるように熱い。