まだほのかに残る温もりを意識しつつ、改めて見ると、漣里くんは叱られた子犬みたいな顔をしていた。
私が泣いたことがよっぽどショックだったらしい。
「じゃあ、これからは学校で私のこと、無視しない?」
「ああ」
漣里くんは一も二もなく頷いた。
「明日からお弁当は一緒に食べてくれる?」
「真白が望むことはなんでもする」
「お昼は迎えに行ってもいい?」
「ああ」
漣里くんはこれまた即答。
本当に私の要求は全部飲んでくれるつもりのようだ。
「じゃあ、私が漣里くんの彼女だって公表するね。ごめんね、事後報告になっちゃうんだけど、私、もう漣里くんのクラスの人には宣言しちゃったんだ」
私は胸の前で両手を合わせた。
「さっき、漣里くんを探してるときに、あんた誰、関係ないだろみたいなこと言われたから。つい」
「別にいいよ。もう隠す必要なんてないんだから」
「うん」
私はにっこり笑った。
明日からは遠慮せず漣里くんの傍にいられるし、お昼も一緒に食べられる。
やったーと喜んだところで、はっとした。
喜ぶ前に、釘を刺しておかなければいけないことがある。
私が泣いたことがよっぽどショックだったらしい。
「じゃあ、これからは学校で私のこと、無視しない?」
「ああ」
漣里くんは一も二もなく頷いた。
「明日からお弁当は一緒に食べてくれる?」
「真白が望むことはなんでもする」
「お昼は迎えに行ってもいい?」
「ああ」
漣里くんはこれまた即答。
本当に私の要求は全部飲んでくれるつもりのようだ。
「じゃあ、私が漣里くんの彼女だって公表するね。ごめんね、事後報告になっちゃうんだけど、私、もう漣里くんのクラスの人には宣言しちゃったんだ」
私は胸の前で両手を合わせた。
「さっき、漣里くんを探してるときに、あんた誰、関係ないだろみたいなこと言われたから。つい」
「別にいいよ。もう隠す必要なんてないんだから」
「うん」
私はにっこり笑った。
明日からは遠慮せず漣里くんの傍にいられるし、お昼も一緒に食べられる。
やったーと喜んだところで、はっとした。
喜ぶ前に、釘を刺しておかなければいけないことがある。


