「私がみーこを許していいのは、みーこが漣里くんに謝罪して、漣里くんがそれを受け入れたときだけでしょ?」
何か間違ったこと言ってますか? といわんばかりに首を傾げると、みーこは口をへの字に曲げた。
「……まあ、そりゃそうか」
でもね、みーこ。
私はもう知ってるんだ。
漣里くんがとっくにみーこを許してて、後は時間が来るのを待つだけだっていうこと。
けど、ここでフライングしちゃだめでしょ?
だから、ここで私が言えるのは、みーこに対する正直な気持ちだけ。
「でも、みーこを推薦したのは仕返しでも意地悪でもなんでもなくて、本当に向いてると思ったからだよ? 自分の意見がはっきり言えるし、皆をまとめるリーダーシップがあって、責任感もある。これほどの適任者はそうそういないと思うんだけどな」
指折り数えてみせる。
「…………」
みーこは窓から突き抜けるように青い空を見上げ、ため息をついた。
がりがりと頭を掻いてから、女子たちの元へと戻っていく。
「しゃーない、やったろーじゃないの!」
みーこは居並ぶ女子たちに向かって宣言し、腰に手を当てた。
「さっすがみーこ」
「やってくれると信じてた!」
彼女は五十鈴たちの拍手を受けながら、長く艶やかなポニーテールを揺らして、黒板の『実行委員』の文字の下に自分の名前を書きに行った。
何か間違ったこと言ってますか? といわんばかりに首を傾げると、みーこは口をへの字に曲げた。
「……まあ、そりゃそうか」
でもね、みーこ。
私はもう知ってるんだ。
漣里くんがとっくにみーこを許してて、後は時間が来るのを待つだけだっていうこと。
けど、ここでフライングしちゃだめでしょ?
だから、ここで私が言えるのは、みーこに対する正直な気持ちだけ。
「でも、みーこを推薦したのは仕返しでも意地悪でもなんでもなくて、本当に向いてると思ったからだよ? 自分の意見がはっきり言えるし、皆をまとめるリーダーシップがあって、責任感もある。これほどの適任者はそうそういないと思うんだけどな」
指折り数えてみせる。
「…………」
みーこは窓から突き抜けるように青い空を見上げ、ため息をついた。
がりがりと頭を掻いてから、女子たちの元へと戻っていく。
「しゃーない、やったろーじゃないの!」
みーこは居並ぶ女子たちに向かって宣言し、腰に手を当てた。
「さっすがみーこ」
「やってくれると信じてた!」
彼女は五十鈴たちの拍手を受けながら、長く艶やかなポニーテールを揺らして、黒板の『実行委員』の文字の下に自分の名前を書きに行った。


