毒姫の汚名を晴らした茶妃は、龍帝に溺愛されて後宮を変える

「おめでとうございます!」
梅香が叫んだ。
妃たちが一斉に駆け寄ってくる。
鈴音と皇帝は驚いて離れた。
「みんな……」
鈴音は恥ずかしそうに言った。
「見ていたの?」
「もちろんよ」
蘭芳が笑った。
「こんな大事な場面、見逃せないわ」
紫苑が鈴音を抱きしめた。
「よかったわね」
蓮華が涙を流していた。
「感動した」
菊花が笑顔で言った。
「素敵だった」
静華が皇帝に一礼した。
「陛下、鈴音をよろしくお願いします」
皇帝は苦笑した。
「ああ。必ず幸せにする」
妃たちは鈴音を囲んだ。
みんなで抱き合う。
笑い、泣き、喜び合う。
「絶対に、龍鎮の茶を完成させるわ」
梅香が力強く言った。
「あなたなら必ずできる」
蘭芳が頷いた。
「私たちも手伝います」
紫苑が鈴音の手を握った。
「一緒に作りましょう」
蓮華が微笑んだ。
「みんなで」
菊花が空を見上げた。
「月も祝福してくれてる」
静華が涙を拭った。
「こんなに幸せな夜は、初めてだわ」
妃たちは手を繋いだ。
輪になる。
鈴音と皇帝を中心に。
銀龍茶を囲んで。
「私たち、ずっと一緒よ」
梅香が言った。
「何があっても」
蘭芳が続けた。