王子は姫を愛して止まない

滝谷くんは、鞄を開いて「あ…」と言った。

どうかしたのだろうか?

すると、滝谷くんは「ごめん」と言った。

「すぐ戻るから、ちょっとここで待っててくれない?」

「分かった!」

私も滝谷くんにちゃんと伝える心の準備がしたい。

滝谷くんが教室を出て行って私は一つ深呼吸をした。

…お腹痛いかもしれない。

どうしよう…緊張痛かも…滝谷くんどうやってあんなにサラッと告白できたの?私は緊張でお腹が痛くてたまらないんだけど…。