王子は姫を愛して止まない

「そうだね。でもそのときはちゃんと別れる旨を伝えることにしよう?双方合意の上でってことで」

まあ確かに食い違いが起きても困るもんね。
どちらかが別れて同じような不利益なことに戻ってしまうんだったら、この約束は締結されないし。
私は頷いて返した。
「分かった」

彼は満足そうに微笑んで教室を後にした。