王子は姫を愛して止まない

それぐらい、滝谷くんが大好きだ。

口にするとさらに実感して恥ずかしく感じてきた。

ちらりと振り向いて滝谷くんを見るといつの間にか起きてこちらを見ていた。

けれど、今さら私がこの気持ちを伝えても良いのだろうか?

伝えたって、どうしようもないのではないだろうか?

けど、今にも溢れてしまいそうなこの気持ちを知ってほしい。受け止めてほしい。

「ほら、愛しの彼に一刻も速く言ってきなよ!」

「えっ、そんなっ…」

押し出されて、滝谷くんの側まで来てしまう。