王子は姫を愛して止まない

「…ちゃん!」

そう言えば朝、滝谷くん眠そうにしてたなぁ。

「…のちゃん!」

それに最近はまったく滝谷くんの周りが騒がしくなくて、相変わらず約束を守ってくれてる。

本当に素敵な人…

「姫乃ちゃん!!」

雛ちゃんの大きな声が耳に届いてハッと我に返った。

「あっ、ごめんね雛ちゃんどうしたの?」

「…最近姫乃ちゃんよく上の空だよ?大丈夫?何かあったの?それになんか変わった?柔らかくなったっていうか、もっと可愛くなった」