王子は姫を愛して止まない

…え?

突然遮られて開いた口が塞がらない。

『姫乃にしか言わない』

「っ…えっ」

言葉が出てこない。

少しだけ信じてなかった滝谷くんの気持ちが本物のように感じられてくる。

顔が熱くてたまらない。
音声通話で良かった…。

『でね、明日一緒に出掛けない?』

平然とした態度の滝谷くん。

私はこんなにかきみだされているのに…。