王子は姫を愛して止まない

な…なんでそんなこと…。

なんだか仕向けられたようで気にくわないけれど、雛ちゃんと穂山先輩は素直にデートを楽しもうとしているわけだし何も問題はないか…。

というか、もしも私が怒らなければそんなことしてたの?怖い…。

『んで、明日空いたんだよね?姫乃』

「うっ…そりゃまぁ…滝谷くんのせいだけど…」

『ふははっごめんって!でも、少しでも姫乃と過ごすためなら俺はなんだってするよ』

っ…な、何言ってるの…。

はあ…簡単に騙されちゃいけない、絆されてる場合じゃない。

「そんなこと誰にでも言ってモテてきたのかもしれないですけど…『言ってない』