王子は姫を愛して止まない

むり…むりむりむりっっ!

今まであなたの隣になって良いことなんて1度もなかった!こんな人の彼女になったら全教室から女子が黙っていない。想像しただけでも吐き気がする。

彼は静かにまた一言言った。

「これは君にもメリットがある」

…私にも?
「…えっと…どんな?」

私は少しの動揺を見せた。
彼はすかさず答える。

「俺に彼女がいるという大義名分ができれば、堂々と周りに集まってくるやつらに離れろって断れる」

そう言い放った彼に私は少し驚いた。
「え…良いの?まんざらでもないんじゃなかったの?」