王子は姫を愛して止まない

こっちは振り回されたのに、2人からは悪びれた様子はない。

本当に…この人たちはっ…。

結局俺は家族でもとの家に、地域に帰ってきたけれど、もうこの家に居たくないと、兄さんに一人暮らしを提案した。

兄さんは渋った。両親の仲介役ばかりやっていた兄さんは両親が気がかりらしい。

俺は兄さんに全てを押し付けて、家を出た。
兄さんも間もなくして一人暮らしを始めた。

高校から学校に通うことになっていて、高1の春、彼女を見つけた。

名前なんて知らなかったけれど、名前以外知っていたから、彼女が同学年であることは知っていたから。