王子は姫を愛して止まない

「私、今日はちょっと寂しくて外に出たんですけど、あなたのお陰で気分が晴れました。ありがとうございます」

「…いえ。僕の方こそ、すごく心が軽くなりました。ありがとうございます」

すると彼女はふふっと笑った。

「カロリー足りなかったんじゃないですか?」

可愛くて儚げで凛々しいその笑顔は俺の心を奪った。


それから何度か合うようになった。

ふざけた名前で連絡先を交換して、写真をとりあったりした。

遅くなると家におくって、家の前で長話をしたりした。