王子は姫を愛して止まない

やはり両親のことで苛立ちが隠せず、ぶつぶつと文句が止まらない。

「こっちだって迷惑なのにっ…は…?」

突然目の前にさっきの女子が現れる。

何故か片手にはミルクティーがあって、俺に向けられている。
なんとなく流れでそれを手に取ってしまったけれど、思考が戻ってきて、バッと返そうとした。

「ちょっ、なんですか!?いりません」

すると彼女は不思議そうに首をかしげた。

「そうですか?なんだかカロリー足りて無そうだなと思ったんですけど…?」

「新手の嫌みですか?」

「真面目に言ってます」